当社は新事業創出を経営の最重要課題の一つに掲げ、本年4月には新事業企画本部と研究開発本部を組織的に一体化した新事業開発本部を発足させるなど、研究開発体制の整備・強化を図っております。その一環として、このたび倉敷事業所の再編を決定致しましたので下記の通りお知らせ致します。
記
現在、当社倉敷事業所は、開発・生産拠点の「倉敷」、研究開発拠点の「研究所」、生産拠点の「玉島」の3ヵ所で構成されております。
その内、最も歴史のある「倉敷」は建物、施設の老朽化が進み、抜本的な改修、建て替えが必要となっております。このため、周辺の市街地化という立地条件も考慮し、事業所内再配置を検討した結果、向う3年程度をかけて総額約100億円を投じて倉敷事業所の設備・機能を以下の通り再編・整備することと致しました。
1928年「倉敷」 | レーヨン糸生産開始(1987年生産停止) |
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1956年「玉島」 | レーヨン糸生産開始(2001年生産停止) |
1964年「玉島」 | ポリエステル短繊維生産開始(2003年クラレ玉島(株)に分社) |
1968年「研究所」 | クラレ中央研究所として設立(現在はくらしき研究所、構造解析センター) |
1972年「倉敷」 | エバールフィルム生産開始(1985年岡山事業所へ移設) |
1980年「倉敷」 | 歯科材料生産開始(2001年クラレメディカル(株)に分社) |
1981年「倉敷」 | 人工腎臓用中空糸生産開始(2001年クラレメディカル(株)に分社) |
1985年「倉敷」 | コンタクトレンズ生産開始(2001年クラレメディカル(株)に分社) |
1989年「倉敷」 | メルトブロー不織布生産開始(1995年西条事業所へ移設) 面ファスナー生産開始(2002年マジックテープ(株)へ移設) |
1998年「玉島」 | サーマルリサイクル開始(廃プラスチック等をボイラー燃料に使用) |
2004年「玉島」 | バイオマス発電開始(建築系解体木屑をボイラー燃料に使用) |