当社はこのたび企業広告キャンペーンの一環として、女優・成海璃子(なるみりこ)さんを起用したテレビCMを11月17日(土)より全国でオンエアいたします。
今回は、“ミラバケッソ”(キャンペーンのキャッチフレーズ「未来に化ける新素材。」→「ミラいにバケる新ソ材。」→「ミラバケッソ」)をキーワードに据え、化学メーカーとしての<クラレグループ>の未来志向や変革意欲を“化ける”という語感の持つ強い印象と短いフレーズで表現しました。
CMキャラクターの成海璃子(なるみりこ)さんは、良質の映画・ドラマを中心に活動している15歳。本格派女優を目指すなかで独特の存在感、さらに演技力の高さで今後も大いに注目される存在です。その真摯なイメージが今回のキャッチフレーズ「未来に化ける新素材。」にぴったりあてはまる、との理由からキャラクターに起用しました。
記
クラレ企業CM“ミラバケッソ”「電車」篇“ミラバケッソ”「学校」篇 各15秒
2007年11月17日(土)~2008年3月26日(水)
詳細は後記しております。
世の中にクラレを知ってもらう、興味をもってもらうための魔法の言葉「ミラバケッソ」。この言葉を人々の脳裏に(覚えようという自覚もないままに)強烈に記憶させてしまうことを、企画の柱に据えました。
語感だけでも摩訶不思議なチカラを持つこの言葉を、さらにマジックワードにするために、一人の少女(成海璃子さん)が半現実的、半ファンタジックな「ミラバケッソ・ワールド」に迷い込んだストーリーを構築。
映像のカラートーンも、音楽も、成海さんの台詞の聞こえ方も、なぜか(日本へ観光にきたのか?)突然登場するミラバケッソTシャツを着た外国人集団も、すべてマジカル感をもつよう意図して仕上げています。
1992年(平成4年)8月18日神奈川県横浜市生まれ。血液型O型。2000年(平成12年)7月『TRICK』で少女時代の山田奈緒子役でドラマデビュー。2005年(平成17年)ドラマ『瑠璃の島』で初主演を果たす。2007年(平成19年)は主演映画『神童』『あしたの私のつくり方』『きみにしか聞こえない』が相次いで公開され、ドラマ『演歌の女王』『受験の神様』にも出演。2008年(平成20年)1月8日(火)21時スタートのフジテレビ系ドラマ「ハチミツとクローバー」に花本はぐみ役で出演予定。2008年(平成20年)3月公開映画『ライラの冒険 黄金の羅針盤』日本語吹き替え版に参加決定。
撮影は10月某日、京成スカイライナーを使って行われました。他の乗客の方々に迷惑がかからないよう2輌借り切っての撮影。上野-成田空港間(片道50数分)2往復、準備も含めて計3時間半の撮影時間。
とにかくスピーディに進めなければ…。スタッフ、出演者ともにプロの力量が試されます。とくに主役の成海さんには相当なプレッシャーがかかるところ。しかし、さすが15才にして「天才」とも称される女優魂で見事に全カットを演じきり、監督、カメラマンを始めとするスタッフに安堵と感嘆のため息をつかせました。
10月下旬、神奈川県横須賀市内の中学校。日曜日ながら総勢約50名のエキストラを使い、本物さながらの中学校を演出しての撮影でした。現役中学生でもある成海さんは、セーラー服姿にも舞台である学校にも自然に溶け込み、スタッフ間には今回も良いものが撮れそうとの予感が…。
グラウンド、音楽室、美術室で、次々と摩訶不思議なミラバケッソ現象に出会い続ける成海さんは、電車篇同様、今回も「表情」のお芝居が勝負どころ。「ここで何か起こっているかも、という雰囲気で」とか「瞬間的な驚きを強調して」など監督からの指示を的確に表現。監督自らの体を張った俳優顔負け(?)の演技指導に、時々笑顔をこぼしながら順調に進んでいきました。
「ミラバケッソ」という言葉を最初に聞いた時は「えっ、なんのこと?」と思った成海さん。でも最後には、「面白くて耳から離れない言葉になっちゃいました」との感想。電車篇ともども撮影日は2日とも「ソラハレッソ」、天気も味方してくれました。
化学繊維レーヨンの事業化を目的として1926年に設立された当社は、国産初の合成繊維ビニロン・世界初の人工皮革<クラリーノ>の事業化など繊維メーカーとしてスタートしました。しかし、現在では液晶ディスプレイ必須の素材であるポバールフィルム、ガスバリア性樹脂<エバール>に代表される化学関連の事業が大きく伸び、繊維以外の事業比率が全体の7割を超えています。
さらに、今年10月には株式の所属業種が繊維から化学に変更となるなど、名実共に化学メーカーへと変化しています。
今後も持続的に成長する化学メーカーとして更なる進化を目指し、企業ブランド価値を向上させるためテレビCM・ポスター広告・Net広告などを通じた企業広告キャンペーンを展開することとしました。
キャンペーンの第一弾として、将来当社を担っていく若い世代の当社認知度を向上させることを主眼に今回のCMを制作・放映することとしました。
今回のキャッチフレーズ「未来に化ける新素材。」には、未来に向けて化学メーカーとして進化していこうという企業の意思と、可能性を秘めた若い世代を新素材になぞらえ訴求していこうという思いが込められています。
2007/11/17、11/21 | 北京五輪アジア予選ファイナルラウンド(2試合) |
---|---|
2008/1/26、1/30 | 国際親善試合日本代表戦(2試合) |
2008/2/17、2/20、2/23 | 東アジアサッカー選手権日本代表戦(3試合) |
2008/2/6、3/26 | ワールドカップアジア3次予選日本代表戦(2試合) |
社長 | 和久井 康明 |
---|---|
本社 | 東京都千代田区大手町1-1-3 |
事業内容 | 化成品・樹脂、繊維、機能材料・メディカル他の製造販売 |
資本金 | 890億円 |
連結従業員数 | 6,788名 |
連結売上高 | 3,853億円(2007年3月期) |