ニュース
当社はこのたび、昨年11月より開始した企業広告キャンペーンの続編として、テレビCM“ミラバケッソ”シリーズの新バージョンを8月25日（月）より放映します。
今回も、キーワードの“ミラバケッソ”（キャンペーンのキャッチフレーズ「未来に化ける新素材」→「ミラいにバケる新ソ材」→「ミラバケッソ」）と女優・成海璃子（なるみりこ）さんを継続起用し、化学メーカーとしてのクラレグループの未来志向や変革意欲を訴求します。
また、新たなキャラクターとして不思議な動物「アルパカ」を登場させ、前作以上の摩訶不思議感を醸し出しています。
記
1．テレビCMの概要
タイトル
クラレ企業CM“ミラバケッソ”「クラレちゃん登場」篇 30秒および15秒
放映開始
2008年8月25日（月）
放映地域
番組提供（全国）
スポットCM（関東、関西、新潟、岡山・香川、愛媛地区）
CMストーリー
- 「クラレちゃん登場」篇
- ある休日。一見、何の変哲もない昼下がりのリビング。
しかし！そこには決して、普通とは言えない光景があった。
何とも摩訶不思議な姿かたちをした動物がいるではないか！
動物の正体は成海璃子さんのペット、アルパカの「はなこ」。
その「はなこ」に成海さんは、「ミラバケッソ」という言葉を懸命に教えているのだった。
努力の甲斐あって、たどたどしくも「ミラバケッソ」と喋る「はなこ」。
成海さん、大喜び。ペットの名前を呼んで褒める。ところが！
「ちゃんと言えるようになったねぇ、クラレ！」
あれ？名前は「はなこ」のはずなのに。
そばにいたおじいちゃんも首をかしげながら、
「その子、名前、はなこだろ？」
「ミラバケッソって言ったら、クラレなの！」と笑顔で答える成海さんを気泡（化学的イメージ）が覆う。
不思議な動物アルパカが、不思議な言葉「ミラバケッソ」を連呼するという、
ファンタジック？メルヘン？な世界が広がっていたのでした。
制作スタッフ
- 制作会社：ライトパブリシテイ
- クリエイティブ・ディレクター：宮寺 信之
- ディレクター：神谷 佳成
- スタッフのCM制作意図
- キャンペーン2年目となる2008年は「ミラバケッソ」＝「クラレがつくっていく」という関係を、より明確に強烈に記憶してもらうために「ミラバケッソって言ったら、クラレ」という言葉を軸にして、CMプランニングを行いました。そして、その重要な役割を担ったのが、世にも不思議な動物アルパカです。インパクト大の姿ですが、あまり日本では知られておらず、一目見たら忘れられません。また、映像のトーン、音楽などにより、日常のような非日常のような空間を演出。メッセージが効果的に伝わるよう意図しました。成海さんとアルパカのほのぼのとしたやり取りをメルヘンな世界観で表現し、いい未来がやってきそうな期待を感じられるように仕上げています。
2．成海璃子(なるみりこ)さん プロフィール
1992年（平成4年）8月18日神奈川県横浜市生まれ。血液型O型。2005年（平成17年）ドラマ『瑠璃の島』で初主演を果たす。2007年（平成19年）は主演映画『神童』『あしたの私のつくり方』『きみにしか聞こえない』が相次いで公開された。2008年（平成20年）ドラマ「ハチミツとクローバー」に花本はぐみ役で出演。2009年（平成21年）春公開予定のケラリーノ・サンドロヴィッチ監督作「罪とか罰とか」、また、同年公開予定の竹中直人監督作「山形スクリーム」に主演している。
3．「アルパカ」について
主に南米に生息している動物、アルパカ。はるか昔、インカ帝国の時代から家畜としてヒトとともに暮らしてきました。CMには、成海璃子さんが飼っているペットとして登場しています。体長2m、体重50kgぐらいにまで成長し、好物は草や苔。一度見たら忘れられない、愛くるしいユニークな外見をしていますが、実は、臆病でシャイな性格です。
4．撮影ウラ話
撮影は6月下旬、都内の某スタジオで行われました。スタジオに最初に姿を現したのは、アルパカの「クラレちゃん（本名はなこ）」。栃木県那須にあるアルパカ牧場からやってきました。羊のような、ラクダのような･･･。今まで見たこともない不思議感たっぷりの姿は、スタッフの間でも話題騒然でした。
しばらくして、成海さんとのドキドキの初対面。成海さんの第一声は「かわいいー！」。そのリアクションに気をよくしたのか、ご機嫌の様子。休憩中も仲の良いふたりにスタッフも安心していました。
ところが、「クラレちゃん」に成海さんが抱きつくシーンで、思わぬハプニングが！成海さんのことを大好きになったのか、自分から抱きついてしまいNG！スタッフも思わず苦笑い。しかし、しばらくすると落ち着いて、成海さんとの熱演を見事、果たしたのでした。
すべてのカットを撮り終えると、「クラレちゃん」の周りには人だかりができ、撮影大会に。最後まで、人気者の「クラレちゃん」でした。
5．企業広告キャンペーンの意図
化学繊維レーヨンの事業化を目的として1926年に設立された当社は、国産初の合成繊維ビニロン・世界初の人工皮革<クラリーノ>の事業化など繊維メーカーとしてスタートしました。しかし、現在では液晶ディスプレイ必須の素材であるポバールフィルム、ガスバリア性樹脂<エバール>に代表される化学関連の事業が大きく伸び、繊維以外の事業比率が全体の7割を超えています。
さらに、2007年10月には株式の所属業種が繊維製品から化学に変更となるなど、名実共に化学メーカーへと変化しています。
今後も持続的に成長する化学メーカーとして更なる進化を目指し、企業ブランド価値を向上させるため、2007年11月よりテレビCM・ポスター広告・Net広告などを通じた企業広告キャンペーンを展開することとしました。
キャンペーンのキャッチフレーズ「未来に化ける新素材」には、未来に向けて化学メーカーとして進化していこうという企業の意思と、可能性を秘めた若い世代を新素材になぞらえ訴求していこうという思いを込めています。
6．TVCMオンエア予定
（1） 番組提供（全国）
- 1. 男子サッカーW杯アジア最終予選
9月6日（土） 日本代表 対 バーレーン代表 - 2. 経済ドキュメンタリー「ガイアの夜明け」（テレビ東京系 毎週火曜日 22：00～22：54）
（2） スポットCM（関東、関西、新潟、岡山･香川、愛媛地区）
8月25日（月）19時台～9月7日（日）
年末～1月にかけても放映予定
7．その他の主な企業広告展開
スポットCM放映期間には、首都圏・京阪神地区主要駅でのポスター広告、Yahoo! Japanのトップページバナー広告などを展開する予定です。
以上
