ポバールを原料として、クラレ独自の技術で開発されたクラレ水溶性ポバールフィルム「クラリア®」は、水に速やかに溶解するという特異な性質を活かして、様々な用途に使用されています。
用途別詳細情報
農薬・染料・顔料・ワックス・トイレの殺菌洗浄剤のユニット包装
- 直接、内容物に触れることなく使用できます。
- 事前計量により、作業の合理化、または使用量の適正化ができます。
- 使用後の包装材の処理に煩わされません。
農業用種子帯
- 農作物の種子を等間隔に並べ帯状に包装し、そのまま土中に埋めると間引きを省略できます。
刺繍基布
- コード刺繍用の基布として、また、チュールのように寸法安定性の悪い基材と組み合わせて使用できます。
曲面印刷(水圧転写)
- 木目などの模様を複雑な三次元曲面を持つ被印刷体に転写できます。
産業用ポバールフィルムは不飽和ポリエステルやエポキシ等の熱硬化樹脂や、アクリル樹脂との剥離性が良く、水槽、バスタブ、船舶・車両用部品などの成形時に離型フィルムとして使われます。
そのほかにも産業用ポバールフィルムは幅広い用途に使用されます。詳しくはお問い合わせください。
実例紹介実例紹介の詳細はこちら
農薬のユニット包装(水溶性ポバールフィルム「クラリア®」)
日本国内では水稲用の投げ込み式除草剤(ジャンボ剤)の包装に、海外では殺虫剤・殺菌剤等の水和剤の包装に広く採用されています。