●ビニロン繊維を添加した、耐震補強用に開発されたプレミックスモルタルをご紹介します。
◆ 建物を供用したまま工事可能
水ダレ、粉塵の飛散が少ないため、建物を供用した
ままの耐震補強工事が可能です
◆ 遠隔地・狭い場所でも工事可能
4tトラックで持ち運べ、簡易でコンパクトな機械を用い
るため、遠隔地、狭い場所でも工事が可能となります。
◆ 省力化
これまで行っていた道路占有許可申請などが不要に
なる例もあり、煩雑な申請作業が減り、省力化が
図れます。
◆ 工期短縮
吹付け前面の型枠が不要であり、従来のコンクリート
打設工法に比べ、1/2~2/3程度の工期短縮が図れ
ます。
◆ 技術評価・設計
(一財)日本建築防災協会の技術評価を取得しています。
普通コンクリートと同様、既知のRC造、SRC造の耐震診断基準、
改修設計指針の各計算式に基づいた設計が可能です。
『<アフタープロテクション>による湿式吹付耐震補強工法(AP工法)』として、(一財)日本建築防災協会の技術評価を取得している耐震補強用のプレミックスモルタルです。ビニロン繊維を添加する事により、ひび割れ抑制性能を高めています。簡易な吹付け装置を用いて、一度に300mm程度の厚みの壁を構築する事が可能です。(二次吹付けを含め350mm程度まで施工可能)。
イラストのような簡易でコンパクトな機械を用いるため、遠隔地、狭い場所でも工事可能となります。 また、コンパクトな機械のみで工事可能なため、道路占有許可申請などが不要になる例もあり、煩雑な申請作業が減り、省力化が図れます。
施工前 | |
施工中 | |
完成 | |
4年経過後 | 「きれいに充填された状態を保っています」 |
駅ビル耐震補強工事
テナントビル耐震補強工事
工場耐震補強工事
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★お客様の採用理由
・型枠の設置、重機の搬入・設置、ミキサー車の駐車が困難であったため。
・周囲への騒音や水ダレが少なく、環境に配慮したため。
・コンクリート打設工法に比べ、工期短縮が図れたため。
・テナント、工場を稼動させながら工事を行う必要があったため。
試験項目 | 管理値 | 測定値(平均) | 試験方法 | 設計値 | |
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フロー | (mm) | 180±15 | 180 | JIS R 5201 | - |
単位容積質量 | (g/cm³) | 2.15以上 | 2.2 | JIS A 1171 | 2.2 |
圧縮強度(28日後) | (N/mm²) | 34以上 | 48.0 | JIS A 1108 | 30 |
ポアソン比 | - | 0.20 | ASTM C469-02 | - | |
圧縮弾性率(28日後) | (N/mm²) | - | 3.81×104 | JIS A 1149 | 2.23×104 |
・クラレにて測定
・標準的な試験方法に準拠したデータであり、多岐に渡る条件下での結果を保証するものではありません。