1960年代

1960年代

天然皮革の構造を再現した人工皮革<クラリーノ>の開発やポリエステルの技術導入を行いました。また、日本で初めて国交回復前の中国に対してビニロン製造プラントの輸出を行いました。

1960年
メタクリル樹脂 事業化
協和ガス化学工業がメタクリル樹脂 生産開始
「日本ベルクロ」設立(1964年資本参加、1984年吸収合併)
面ファスナー<マジックテープ> 事業化
日本ベルクロが<マジックテープ>生産開始
ビニロン長繊維(糸) 事業化(岡山)
建設中の中国ビニロン
プラント
1961年
ポバールフィルム 事業化(倉敷:1969停止)
大阪合成品[現 クラレトレーディング]設立
1962年
中条で天然ガス法によるポバール生産開始
ポバールフィルム生産開始(西条)
1963年
商号商標「Kクラレ」の使用開始
中華人民共和国にポバールービニロン一貫製造プラント輸出
ニューヨーク駐在員事務所を開設(1996年クラレアメリカ社に移管)
1964年
ポリエステル短繊維(綿)<クラレエステル> 事業化(玉島)
「クラレ不動産」設立
北海道民芸木工[現 クラレインテリア]設立
人工皮革<クラリーノ> 事業化(倉敷:1966年岡山へ移設)
「協精化学」設立
<クラリーノ>展示会
1965年
西独(ハンブルグ)に欧州駐在員事務所を開設(1968年デュッセルドルフに移転)
1966年
<クラリーノ>量産プラント完成(岡山)
1968年
新潟化成[現 クラレ新潟化成]設立
中央研究所[現 くらしき研究所、構造物性研究所]設立
社長に仙石襄が就任
エチレン法による酢酸ビニル及びポバール生産開始(岡山)
1969年
エチレン-酢酸ビニル共重合エマルジョン<パンフレックス> 事業化(岡山)
ポリエステル長繊維(糸)<クラベラ> 事業化(西条)
<クラベラ>発売初期の広告