製品のはてな?

<E・X・E>

どうしてメッシュインナー手袋<E・X・E>をはめると、手がムレにくいの?

ゴム手袋をはめる前に、さっとはめるインナー手袋。これ一枚でゴム手袋特有のムレを軽減するという優れものです。どうやってムレを防ぐのでしょうか?

ゴム手袋と皮膚の間にすき間を作る

Q ゴム手袋をはめていると、中がムレてはずすときにひっかかるんですよね。
A
メッシュ状に編んだ<E・X・E>

<E・X・E>はポリエステル長繊維100%を素材にメッシュ状に編んだインナー手袋です。ゴム手袋と皮膚の間にすき間を作るため、ベトつきを抑え、着脱が簡単にできるんですよ。

Q こんな細かいメッシュをどうやって作るんですか?
A

編み物には経編(たてあみ)と緯編(よこあみ)の編み方があり、<E・X・E>は経編機のトップメーカーとして有名なドイツのマイヤー社の経編機で編んでいます。<E・X・E>は指先をカットして使用できるので、指先の感覚を必要とするち密な作業にもぴったりなんですよ。

歯医者さんのアイデアで誕生

Q 指先をカットしてもほつれないんですか?
A

軍手などの手袋は緯編で編んでいるので、横方向にカットするとほつれてしまいますが、<E・X・E>は経編で編んでいるので、横方向にカットしてもほつれにくいのです。つなぎ目がない無縫製(シームレス)なので、肌へのごわつきも気になりません。

Q これは歯医者さんのアイデアで生まれた製品とか・・・!?
A
歯医者さんのアイデアを形に

ええ。衛生面から歯科医では患者さん一人一人に新品のゴム手袋を使います。ゴム手袋の着脱をスムーズに行うには、インナー手袋が必須だそうです。さらに、指先を使う作業が多いため、親指と人差し指と中指の先をカットできるもの、ゴム手袋による締めつけを受けにくい薄手のものが求められました。これらの条件を満たすために開発したのが<E・X・E>です。

厳しい衛生管理でゴム手袋は必須に

Q <E・X・E>はどのようなところで活躍していますか?
A

食品加工、清掃、介護、農作業、クリーンルーム、病院などの幅広い用途で使われています。家庭でも台所仕事や換気扇掃除、ガーデニングなど活躍する場面があります。

Q 今後の展望は?
A

食の安全に対する管理体制が厳しくなる中、ゴム手袋の着用を義務付ける流れが強まっています。国内におけるゴム手袋の需要は約10億枚とも言われ、この数字はますます増えていくと考えられます。ユーザーの方がより快適に効率良く作業ができるよう、<E・X・E>をインナー手袋のスタンダードに育てていきたいと思います。