Q | 夏場は衛生面が心配。水の安全も気になりますね。 |
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A |
<メガフロー>は、私たちが普段口にしている水道水を、より安全な水にしようと開発したろ過システムです。水道水にわずかに混入する可能性のあるクリプトスポリジウム(※)を効果的に取り除くことから、自治体の浄水場で使われ始めています。 |
Q | <メガフロー>が水をきれいにする仕組みは? |
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A |
写真のように、<メガフロー>には中空糸膜を束ねたエレメントというものが入っています。この束ねられた中空糸膜1本1本がフィルターとなって、クリプトスポリジウムなどの病原性微生物を取り除き、安全な水を作ります。 |
Q | 従来の中空糸膜との違いは? |
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A |
<メガフロー>の特徴は、一般の中空糸膜に比べて、膜の穴の大きさ(孔径)がとても大きいこと。一般の孔径は0.1~0.3ミクロン(1ミクロン=1/1000ミリ)までですが、<メガフロー>はその20倍の2ミクロン。世界で最大の孔径と言われているんです。 |
Q | 世界最大?!でも、孔径を小さくする方が有効なような…。 |
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A |
大孔径のメリットは、水が中空糸膜に透過するときの抵抗が小さく、大量の水を処理できること。また、土地の高低を利用して設置すれば、加圧ポンプがなくても水をろ過することができるので、省スペース化・低エネルギー化に貢献するのです。 |
Q | 今後の展望は? |
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A |
2003年春に東京都羽村市の浄水場に採用されたのに続き、全国の自治体に向けて普及を進めていきます。<メガフロー>はプールのろ過装置としても効果を発揮することが実証されつつあります。厚生労働省によるプールの水質基準が厳しくなる中、よりきれいで安全な水質を求めていきたいと思います。 |