Q | <ジェネスタ>について教えてください。 |
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A |
<ジェネスタ>は当社が世界で唯一工業化したノナンジアミンというモノマーを使ったポリマーです。この製造技術にクラレ独自の技が生きています。 |
Q | 身近などのようなところで使われていますか? |
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A |
主に分類すると2つの用途があります。ひとつは携帯電話、パソコン、液晶テレビなどの電気製品用途。これらの電気製品に使われているコネクタやスイッチやLEDなどに使われています。もうひとつは自動車用途。金属の代替としてギアや燃料配管などに採用されています。 |
Q | 2011年度のミラバケッソキャンペーンでは、クラレグループの製品を未来に化ける「○○系」と表現し、<ジェネスタ>は「耐熱系」となっています。その特長は何ですか? |
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A |
耐熱性能が高いという意味では、もっと高耐熱の素材はほかにもあります。しかし、コストや加工性でバランスが取れていて、その上で鉛フリーの耐熱性を持つ点が、特長だと思います。 |
Q | 鉛フリー化に貢献する環境にやさしい素材として注目されていますが、省エネ効果も高めると言われているのはなぜ? |
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A |
<ジェネスタ>は熱や光に対しても変色しにくいことから、LEDリフレクタ用途でも採用されています。リフレクタはLEDの光を前面に集中して、輝度を上げる役割がありますが、<ジェネスタ>は効率よく光を反射し続けることができるので、LEDの長寿命化に役立っています。 |
Q | 1999年より、西条事業所で生産がスタートした<ジェネスタ>ですが、当時から現在に至るまで、市場ニーズの移り変わりやそれに伴う製品の用途変遷をお教えください。 |
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A |
事業化当初はSMT(表面実装)化が進むコネクタやスイッチ用途が主用途でした。2004年ごろからLEDの開発が本格的になり、<ジェネスタ>はLEDのリフレクタに採用されることで、新たな市場を見いだすことができました。 |
Q | 今後の展望は? |
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A |
まず、LED用途に関しては、携帯電話や液晶テレビのバックライトなどに続き、照明でもLED化が進んでいますので、それに伴い<ジェネスタ>の採用も広がっていくと思います。 |
Q | 多くの要求性能に応えられる<ジェネスタ>だからこその展開ですね。まさに「未来に化ける新素材」。 |
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A | はい。これからもいろいろと化けていくと思います。 |