Information
採用情報
「本気で世の中を変えたい人へ。」
クラレは、高分子化学・合成化学の独自技術をベースに数多くの世界No.1製品を世に送り出してきました。そんな当社に特徴的なのが、「世のため人のため、他人(ひと)のやれないことをやる」という使命。安易な人まねはしない、目先の利益を追求せず、社会に対して誠実・素直に接する─創業の時代から、経営トップをはじめ会社全体に浸透し、大切にされてきた想いです。
会社として独自性を追求していくには、社員一人ひとりの創造性を高めていくことが必要です。クラレには、(1)個人の尊重、(2)同心協力、(3)価値の創造という企業理念があります。一人ひとりの考え方・発想を大事にして、自由にモノが言える環境を作ろう、全員が一致団結して取り組んでいこう、それにより、社会にとって価値のあるものを、自分たちにしかできないやり方で創り出していこう、というものです。
クラレでは、若いうちから大きな裁量権と実力以上の課題が与えられます。また、研究者と販売担当が二人三脚で市場を調査したり、技術の専門家同士がお互いの分野まで口を挟み合い、議論し合う、ということが自然と行われています。こうした風土の中で、どんなことにも好奇心をもって主体的に挑戦できる人、産みの苦しみに耐え、独自のものを創りあげることに喜びを見出せる人、そして、その背後にあるクラレの価値観を理解し、共鳴してくれる人─私たちが求めているのは、そんな人です。
個人の尊重・独自性の追求とともに私たちが大切しているのが、チームワークとコミュニケーションです。
会社では複雑な課題の解決にチームであたることが一般的です。個人だけの力でできることは、ごく限られています。これは、研究開発や生産技術開発、販売・マーケティングなど、すべての職種に当てはまります。
チームで新しいものをつくりあげていく中で、ひとりよがりな主張では通用しません。自分の考えを伝え、他人の意見を理解して、より優れた答えを発想することができる─そのような広い意味でのコミュニケーション力が不可欠となります。その上で、社内外のさまざまな分野の専門家とのネットワークを活かし、相乗効果を生み出せることは、大きな武器となります。
少数精鋭主義をとっており、一人ひとりが担う仕事の範囲が広いという点も、クラレの特徴のひとつです。若いうちから実力以上の課題を任せることで専門力(実務能力)と人間力を鍛える、それによりクラレの企業文化を理解しつつ実力面でも世界に通用する人材を育てていく、というのが基本にあります。
また、事業部長・本部長といった幹部クラスが、若手社員一人ひとりの育成状況をつぶさに把握できることも少数精鋭主義の強みです。次にどのような仕事を成長の機会として与えるか、会社幹部が常に目を配っている。若手はそれに応え、苦労を重ねながらもどんどん実力を高めていく。こうした地道なサイクルの積み重ねが、本当の意味で優れた人材を生み出す土壌になっています。
最後になりましたが、これから就職活動を始めるみなさんに、私たちからもアドバイスを送りたいと思います。 世の中には、数えきれないほど多くの会社があります。そこで働く社会人と自由に話ができるのは、就職活動が最初で最後の機会です。できるだけ自分の足を使って、多くの人と会うことをおすすめします。
ただ、会社の情報を集めていくことも大切ですが、自分がどのような人間で、どのような価値観を持っているか、一番大切にしたいことは何かということも、どこかで一度、じっくり考えてみてください。そのことが自分の中で明確であれば、最終的に会社を選ぶときに、自分が大事にしてきた価値観をこれからも大切にできるか、10年、20年先になっても自分が成長していくことができる環境があるか、迷わず判断できると思います。
自分と会社との相性を考えるのはなかなか難しいのも事実です。そのような中でも、みなさんが就職活動を楽しみ、自分の将来にとって価値ある選択ができることを願っています。