当社グループにおけるアスベストによる健康被害および対応策の状況を以下の通りお知らせします。
記
当社グループでは、これまでに3名の元従業員がアスベストに起因する健康被害(中皮腫)で死亡しています。
1名は、当社倉敷事業所(岡山県倉敷市)の勤務者で、1988年に退職後、2000年4月に死亡しています。
もう1名は、当社西条事業所(現クラレ西条(株)(愛媛県西条市))の勤務者で、1987年に退職後、2003年5月に死亡しています。
両名ともアスベストを使用した断熱材等を扱った設備保全の業務が疾病の原因として、2000年と2003年にそれぞれ労災認定を受けております。
また、現時点で判明したところでは、当社倉敷事業所の保全業務の勤務者で、1992年に退職後、2000年に死亡した元従業員が1名おり、ご遺族からのご相談を受けております。
当社は、アスベストによる被害に対応するため、7月15日付けで「アスベストに関する健康被害対策チーム」を設置し、従業員・退職者の健康被害調査、被害者等への対応を進めるとともに、断熱材等のアスベストを使用した設備の安全対策、早期更新を全社的に推進しております。
以上