クラレ玉島(株) ポバールフィルム生産工場
当社ではクラレ玉島(株)(岡山県倉敷市)にて進めていました、LCD(液晶ディスプレイ)の主力部材である、偏光フィルムのベースとなるポバールフィルムの生産設備(第1ライン:年産能力1,500万m ²)の試運転が完了し、このほど本格稼働を開始しました。併せて、同地にて増設工事を進めていました生産設備(第2ライン:年産能力1,500万m²)の建設が完了し、間もなく試運転を開始しますのでお知らせ致します。
(既設のクラレ西条(株)と合わせた年産能力は6,100万m²に拡大)
事業所 | 数量 | 備考 |
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クラレ西条(株)(愛媛県西条市) | 3,100万m² | |
クラレ玉島(株)(岡山県倉敷市) | 3,000万m² | 1,500万m²本格稼働開始 1,500万m²試運転開始(予定) |
合計 | 6,100万m² |
ポバール(ポリビニルアルコール)フィルムは、透明性、染色性、帯電防止性、延伸性などに優れ、LCDの主要部材である偏光フィルム向けに最適の素材です。
新設備はLCDの大型化に対応する広幅品の生産が可能であり、さらに大型化に伴う高度な品質要求にも対応しています。
当社は、今後も液晶用偏光フィルム向けポバールフィルムのリーディングカンパニーとして、新技術の開発や品質向上を積極的に進め、LCDの市場拡大に貢献したいと考えています。
場所 | クラレ玉島株式会社(岡山県倉敷市) |
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設備能力 | 年産3,000万m² |
設備投資額 | 第1ライン 約30億円 第2ライン 約25億円 |
所在地 | 岡山県倉敷市玉島乙島7471番地 |
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社長 | 西口 克彦 |
資本金 | 1,000万円(クラレ100%) |