半透明遮熱シート実験例
不透明遮熱シート実験例
クラレプラスチックス株式会社(本社:大阪市、社長:岸勝彦)では、太陽熱を効果的にカットしてテントなどの屋内温度を和らげる遮熱ターポリンシート(ホワイト不透明タイプ・半透明タイプの2種類)を開発し、2007年7月より発売を開始します。建築現場や農業栽培などの各施設を始め、室内ブラインドなどのインテリア関連、リゾート・イベント施設に至るまで幅広い用途に展開していきます。
遮熱ターポリンシートは、ポリエステル織物などの基布を、近赤外線を反射するフィルムでラミネートしたシートです。太陽光の近赤外線を反射することで、内部に侵入する熱をカットします。また、シート自身の温度上昇も抑えられるため、優れた遮熱効果を発揮します。ホワイト不透明・半透明の両タイプともに、一般的なターポリンシートに比べて温度上昇を約5℃(当社製品比)低減することができます。
なお、両タイプとも網目状の基布なので強度があり、半透明タイプはホワイト不透明タイプよりも網目を大きくしてあるため透視性・採光性を持ち、テントなどの内部環境を明るく保つことができます。
当社では昨年、無機成分を配合させ焼却時に発生する二酸化炭素(CO2)を大幅に低減させるターポリンシートや植物由来樹脂のターポリンシートを相次いで開発し、CO2量を低減できる環境対応型製品を開発しました。今回の遮熱ターポリンシートは、環境対応型製品の第3弾として、照明・空調設備への負担軽減による省エネ・コスト削減はもちろん、ヒートアイランド対策等において環境にも優しい製品として訴求していきます。
ホワイト不透明タイプ | 巾 94cm × 50m 厚み 0.58mm 目付 600g/m² |
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半透明タイプ | 巾 185cm × 50m 厚み 0.15mm 目付 240g/m² |
ホワイト不透明タイプ | 2,000~2,500円/m |
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半透明タイプ | 1,000~1,200円/m |
初年度 | 5千万円 |
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3年後 | 3億円 |
本社 | 大阪市北区梅田1-12-39(新阪急ビル) |
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社長 | 岸 勝彦 |
資本金 | 1億8千万円 |
従業員数 | 194名(2007年3月末) |
業務内容 | ゴム・プラスチックのホースおよび各種成形品、導水管、ラミネート製品、<セプトン>コンパウンドおよび成形品の製造・加工・販売 |