クラレクラフレックス株式会社(本社:大阪市、社長:濱 幹広)では、生産農家が使用するトンネル栽培用保温資材として、不織布<クラフレックス>の<ベジタリッチ>を開発し、3月3日より本格発売します。
寒い季節の朝方の急激な冷え込みで農作物が生育不良をおこしたり、霜などにより損傷を受ける事があります。この問題を解決する新しい保温資材として開発したのが<ベジタリッチ>です。<ベジタリッチ>は当社が長年培ってきた不織布製造技術によって実現した嵩高性の高い構造を持ったシート状保温資材で、薄くて軽量にもかかわらず高い保温性を持ちます。特にトンネル栽培において外面保温という発育不良を防ぐ新しい施工方法へ適用すると、トンネル内部からの放熱を遮断して一層高い保温効果をもたらします。このため農作物の生産性を飛躍的に向上させることができます。農作物の中でもレタス栽培などで顕著な効果が確認されています。
当社岡山工場近隣のレタス産地農家(岡山藤田レタス部会)のテスト使用では、<ベジタリッチ>の成果として、
などが挙げられました。
当社では、今後レタス栽培用に販売促進していくとともに、レタス以外の野菜にも採用を拡大していきます。
幅 200cm × 長さ 約50mのロール状と約100mのロール状の2種類
165円~180円/m²(税抜き)
初年度 | 5千万円 |
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3年後 | 3億円 |
本社 | 大阪市北区梅田1-12-39 新阪急ビル |
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社長 | 濱 幹広 |
資本金 | 1億円 |
従業員数 | 130名(2007年3月末現在) |
業務内容 | 不織布及び不織布製品の製造・加工及び販売 |