不織布及び不織布製品の製造・加工・販売を手掛けるクラレクラフレックス株式会社[以下、クラレクラフレックス](代表取締役社長:中島多加志)と積水化学工業株式会社[以下、積水化学]住宅カンパニー(プレジデント:高下貞二)は、このほど断熱・遮熱に優れた障子シート「サーモバリア」を共同開発(共同特許申請中)しました。
当初、クラレクラフレックスはスチームジェット(高速加熱蒸気)製法による特殊不織布<フレクスター>の用途拡大を模索しており、その優れた機能(断熱性、透光性、風合い、強度など)に着目した積水化学 住宅技術研究所(以下住宅技術研究所)と開口周り部材用途での研究開発を開始。約2年の開発期間を経て、既築住宅をターゲットに障子シートを開発しました。
なお、当製品は3月9日から東京ビッグサイトで開催される第16回「建築・建材展2010」に出展します(クラレブース 小間番号:AC5192)。
本リリースの商品は、既に取り扱いを終了しております。(2021年12月)
クラレクラフレックスの<フレクスター>は、世界初のスチームジェット技術を導入した不織布。クラレの独自素材であるEVOH繊維などの素材と製造条件の組み合わせにより多種多様な不織布をつくることができます。EVOH繊維を高温・高圧で処理した不織布は、厚みのあるボード状に加工することも可能です。
<フレクスター>は通気性、吸音性、衝撃吸収性、断熱性、伸縮性など多様な機能を有しており、その特性を活かして包帯、下着、サポーターから自動車内装、住宅建材など様々な用途で採用されています。
積水化学住宅カンパニーは、「環境にやさしく60年以上安心して快適に住み続けられる住まいの提供」を事業理念にしており、環境技術の開発には特に力を入れています。<フレクスター>の優れた機能に注目して、環境にやさしい住宅部材を開発したい積水化学 住宅カンパニーと<フレクスター>の用途拡大を模索していたクラレクラフレックスの思惑が一致して共同開発がスタートしました。
【ご参考】新障子シート「サーモバリア」の断熱効果
本社 | 大阪市北区梅田1-12-39 |
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代表者 | 代表取締役社長 中島多加志 |
資本金 | 1億円(クラレ 100%) |
設立 | 2005年4月1日(前身は1971年設立のクラレチコピー(株)) |
事業内容 | 不織布および不織布製品の製造・加工・販売 |
本社 | 大阪市北区西天満2-4-4 |
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代表者 | 代表取締役社長 根岸修史 |
資本金 | 1,000億円 |
設立 | 1947年3月3日 |
事業内容 |
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以上