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- ~市場開発を加速~ 柔軟・軽量なポリマーセンサの出展について ~センサエキスポジャパン2010(会期:11月24日~26日、会場:東京ビッグサイト)~
ニュース
2010.11.19
プレスリリース
【参考資料】
「ポリマーセンサ」の特性(1)(変形量と発生電圧の相関性)
「ポリマーセンサ」の特性(2)(変形保持時の発生電圧)
「ポリマーセンサ」と他の既存センサとの特性の比較
| ポリマーセンサ | 圧電ポリマー PVDF ※1 | 圧電セラミック PZT ※2 | ひずみゲージ センサ ※3 |
出力信号 | 電圧 | 電圧 | 電圧 | 抵抗変化 |
曲げ変形量の検出 | ○ | × | × | × |
変形を保持した時の信号保持性 | ○ | × | × | ○ |
圧力の検出 | × | ○ | ○ | ○ |
柔軟性 | ○ | ○ | × | ○ |
作動時の電源 | 不要 | 不要 | 不要 | 要 |
(クラレ調べ)
用語説明
- ※1 PVDF(Poly Vinylidene Fluoride)
ポリフッ化ビニリデン。圧電物質でありながら、柔軟性があり、膜状に成形し易いといった特徴を備えています。 - ※2 PZT
チタン酸ジルコン酸鉛。ジルコン酸鉛(PbZrO3)とチタン酸鉛(PbTiO3)との固溶体(固形混合体)。圧電性が著しく高いといった性質を持っています。 - ※3 ひずみゲージセンサ
金属のような抵抗体は、ひずみを与えると抵抗値が変化します。このため、測定対象物に絶縁体を介して金属を接合させておくと、対象物のひずみに応じて金属の抵抗が変化します。この抵抗値の変化からひずみを計測するセンサが、ひずみゲージセンサです。
以上