当社が応援・協力している「内海哲也 ランドセル基金」の贈呈式が12月14日、東京都北区の児童養護施設「星美ホーム」で行われました。
来春新小学生になる子どもたちに、読売巨人軍・内海投手からジャイアンツオリジナルの<クラリーノ>製ランドセルがプレゼントされました。
贈呈式では、第1回でランドセルをプレゼントされた子どもたちが登場し、内海選手に手紙を読むサプライズがありました。
また、質疑応答では「野球選手になったのはなぜ?」という質問に「(野球は)小学校2年生からやっていて、プロになりたいと思っていました。なぜと聞かれると分からないけれど、夢でした。夢が叶ったのです」など、ひとつひとつの質問に丁寧に答えていき、終始笑いの絶えないイベントとなりました。
内海投手は、「この活動をずっと続けていきたい。来年は(三振を180個取って、ランドセル)180個を目指します」と、子どもたちに宣言しました。
この基金は、内海投手のレギュラーシーズンの奪三振数に応じて、首都圏を中心とした養護施設の来春小学生になる児童たちにランドセルを寄贈することを目的に設立されました。初年度の2008年は154個、2009年は115個、2010年は121個のランドセルをプレゼントしました。今年度は、奪三振数144と同じ、144個を来春までに順次プレゼントしていきます。
当社はランドセルメーカーとの調整、ランドセルの配送作業などのサポートを通じて、この活動を応援・協力しています。
1982年4月29日生まれ。敦賀気比高校(福井県)から東京ガスを経て、2003年ドラフト会議の自由獲得枠で読売巨人軍に入団。2006年4月より一軍の先発ローテーションに定着し、チームトップの12勝をマーク。31試合に出場し、セントラル・リーグ3位の奪三振(179)を記録。また初完投勝利・初完封勝利を記録し、オールスターや日米野球にも出場した。2007年は初めて開幕投手を務めるなど、投手陣の柱として活躍。自己最多の14勝、180奪三振をマークし、初タイトルとなる最多奪三振投手賞を獲得した。2009年は第2回ワールド・ベースボール・クラシックに出場し、世界一のチームのメンバーとなる。2010年3月の対東京ヤクルトスワローズ戦で自身2度目の開幕投手を務め、勝利投手となった。
2011年は5月に月間MVPと交流戦優秀選手を受賞、7月にセリーグ投手最速の10勝目を達成する。その後、10月に18勝目を挙げ、最多勝を獲得した。
年度 | 試合 | 勝利 | 敗戦 | 勝率 | 投球回数 | 三振 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
2007年 | 28 | 14 | 7 | .667 | 187 | 180 | 3.02 |
2008年 | 29 | 12 | 8 | .600 | 184 | 154 | 2.73 |
2009年 | 27 | 9 | 11 | .450 | 179 | 115 | 2.96 |
2010年 | 27 | 11 | 8 | .579 | 148 | 121 | 4.38 |
2011年 | 28 | 18 | 5 | .783 | 185 | 144 | 1.70 |
以上