株式会社クラレ(本社:東京都千代田区、社長:伊藤正明)は、光の出射方向をコントロールして、必要な方向を集中して明るくできる、日本初の異方出射導光板を開発しました。同導光板を使用したLED照明がこのたびオープンする西条中央病院(愛媛県西条市)の新棟に採用されました。
当社製の透明度の高いメタクリル樹脂シートに、独自のマスタリング(原盤製作)技術を駆使してミクロン単位の微細なパターンを成形した導光板です。
反射光と屈折光により効率的に光を取り出し、光取出し効率~93%(※1)を実現。光の出射方向を高度に制御することで、必要な場所や方向を十分に明るくすることができます。
2015年12月1日にオープンする、西条中央病院の新病棟に約900台が設置されました。壁に沿って通路中央を照らすシームレスなライン照明のほか、病室のベッド照明などに採用され、患者さんが温かみを感じられるようなやさしい明るさを実現しています。(病院の設計施工は清水建設株式会社が担当)
限られた空間でデザイン性の高い照明が求められるホテルや美術・博物館、店舗、飲食店等
5年後:10億円(導光板)
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