クラレリビング株式会社(本社:大阪市、社長:鳥生雅夫)は、ポリプロピレン製の不織布に導電性長繊維<クラカーボ>※を複合したコロナ放電式帯電防止不織布<エレブレイク>を開発し、2016年10月から販売を開始します。
当社では、主に生地に織り込まれたり、編み込まれて使用される導電性長繊維を、独自のプロセスにより、不織布の製造時に直接複合することに成功しました(特許出願中)。帯電防止性能を有する導電性長繊維を不織布に直接複合したことにより、織布などの生地では採用が難しかったディスポなどの用途への展開が期待されます。当社では、静電気対策が必要とされている産業用途から生活用途まで幅広い分野への展開を目指します。
ポリプロピレン製の不織布は、産業用途から生活用途までさまざまな分野で使用されていますが、静電気を帯びやすいという課題がありました。対策として吸湿性を付与することで帯電を軽減できるものの、冬場のような湿度の低い環境下では十分に機能を発揮できないことがありました。
帯電防止保護服、帯電防止エプロン、梱包材料、養生布、風呂敷、収納用品、フィルターなど
2016年10月
初年度:1億円
社名 | クラレリビング株式会社 |
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本社所在地 | 大阪市北区角田町8-1 梅田阪急ビル オフィスタワー39階 |
代表者 | 代表取締役社長 鳥生雅夫 |
設立 | 1955年5月 |
資本金 | 1.01億円(クラレ100%) |
主な事業内容 | 包装関連製品の製造・販売 |
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