株式会社クラレ(本社:東京都千代田区、社長:伊藤正明)は、2017年11月29日から12月1日まで幕張メッセで開催される「橋梁・トンネル技術展」に出展します。薄型高靭性セメントボードを使用した構造物補修工法「スムースボード工法」、先防水用化学接着性防水シート<エバブリット><フィットライナー>、コンクリートの補修補強用ビニロン繊維などを紹介します。
ビニロン繊維で補強した薄型高靭性セメントボード(当社製品名:<パワロン>ボード)を埋設型枠として設置、その背面に専用無収縮グラウト材を充填する、構造物補修工法です。高強度・高靭性で薄型軽量な特長を持つ、クラレ独自の<パワロン>ボードを使用することで、既設高欄の嵩上げや補強を実現し構造物の長寿命化に貢献します。
また、既設施設を撤去せず施工可能であるためトータルコストの縮減が可能です。施設を供用しながらの施工も可能であることから、利用者への影響も低減され、環境にも経済的にも施設利用者にも優しい構造物補修工法です。鉄道高欄の補修、トンネルの補修、護岸補修で実績があります。
構造物内部への漏水を抑制する、先防水用化学接着性防水シートです。
型枠を構築後に打設するコンクリート(生コン)の硬化反応に伴い面状の接着性を発現させ、躯体コンクリートあるいは二次覆工コンクリートと一体化(接着)することにより漏水を抑制します。施工の際に不可避に生じる、コンクリートとの境界面を無制限に水廻りすることを防止し、漏水の発生を飛躍的に抑制。構造物の耐久性向上や漏水処理に伴う維持管理費の低減を可能にします。
ビニロンは、高強度・低伸度・高弾性率・耐アルカリ性・セメントとの高接着性という優れた特長を有し、コンクリートの曲げ強度の向上・高靱性付与・耐衝撃・ひび割れ抑制に貢献する高機能繊維です。
これまでトンネルの二次覆工、法面吹付けのラス金網代替、高架橋のコンクリート片の剥落防止、プレキャスト用途、プレミックス用途、土間やコンクリート舗装など多数の現場用途で実績を積んできました。
形態は短繊維、メッシュ(2軸・3軸)と、ご用途に合わせて幅広い繊維設計の中からお選びいただけます。
名称 | 第2回 橋梁・トンネル 技術展 |
---|---|
会期 | 2017年11月29日(水)~12月1日(金) 10:00~17:00 |
会場 | 幕張メッセ 8ホールおよび国際会議場 |
ブース番号 | E₋24 |
報道関係者様に限り、画像をクリックしてダウンロードの上ご利用いただけます。
ご利用に際しては、当社IR・広報部までご一報ください。