株式会社クラレ(本社:東京都千代田区、社長:伊藤正明)は、2018年11月19日に、くらしき研究センター(岡山県倉敷市)において、当研究センターの設立50周年を記念し、記念式典を開催しました。式典には、柏村次史 常務執行役員(研究開発本部担当、アクア事業推進本部担当 兼 研究開発本部長)をはじめとするクラレグループの研究開発関係者、また、当研究センターを長きにわたり支えていただいた多数のOBなどの関係者が集い、執り行われました。
くらしき研究センターは、当社で最も歴史のある研究開発拠点で、本年7月に50周年を迎えました。当研究センターは、1968年7月に「中央研究所」として設立され、2009年4月に「くらしき研究センター」へ改組しています。
現在当研究センターは、触媒・合成技術、高分子合成技術、電池材料設計技術、および分析・解析技術を基盤とし、各技術に紐づいた4つの研究所 で構成されています。合成研究所、酢ビ系高分子研究所、電池材料研究所では新規ケミカルズ、新規酢ビ系ポリマー、新規電池用材料など先端的・独創的な製品の研究開発を行い、また構造・物性研究所では全社の分析センターとして海外拠点を含むクラレグループの問題・課題の解決を担っています。
式典では、柏村常務執行役員が、このくらしき研究センターが今も昔も変わらず、『新事業の創出』と『基盤技術の強化・深耕』をミッションとしていること、今後もクラレグループのみならず全ステークホルダーから信頼され、期待に応えられるR&D拠点であり続けることなどを述べました。
また式典後の懇親会場では、OBから祝辞とともに設立の経緯や設立後の苦労話などの興味深い話が語られ、クラレグループにおけるくらしき研究センターの過去・現在・将来にわたる役割を改めて確認する機会となりました。
クラレグループはこれからも、独創性の高い技術力を活かし、「ものづくり」に携わる企業グループとして、優れた製品・サービスの提供を通じて経済的・社会的な価値を創造し、サスティナブルな社会の実現に貢献していきます。
以上