株式会社クラレ(本社:東京都千代田区、社長:伊藤正明)は、1月30日から東京ビッグサイトで開催される「新機能性材料展2019」に出展します。自然環境と生活環境の向上に寄与するバラエティ豊かな“マテリアル”を紹介します。
石炭やヤシ殻などを原料として製造した活性炭を、当展示会に初出展します。ブースでは、食品・飲料分野を中心に味の調整や不純物除去などに使用されている活性炭のデモンストレーションを行います。脱色性能の高さを視覚的に確認いただけます。
当社が世界で初めて工業化に成功した新規アクリル系ブロック共重合体(MAM = Methyl-methacrylate- Acrylate- Methyl-methacrylate)です。樹脂改質剤としての使用が可能で、ポリカーボネート樹脂やABS樹脂をはじめとする各種極性樹脂の流動性、耐衝撃性、柔軟性の向上に貢献します。また、その優れた自己粘着性を活かし、押出ラミネート加工することで、様々な基材に粘着層・すべり止め層を付与できます。
バイオ由来の新規共役ジエンモノマーである「β-ファルネセン」を原料とした、水添スチレン-ファルネセン共重合体です。<セプトン> BIO-シリーズは、ウェットグリップ性に優れ、濡れても滑りにくいという特長を有します。用途例として、スポーツ、レジャー分野の各種グリップ類、シューズソール用ゴムなどを展示します。
プラスチックの中で最高レベルのガスバリア性をもつエチレン-ビニルアルコール共重合体(EVOH)樹脂です。採用事例として、パイプ中を循環する温水への酸素の侵入を遮断することで、循環ポンプや給湯器内部の金属部分が腐食するのを防ぎ、床暖房システム全体の長寿命化に貢献している、エバールを使用した断熱パイプや、外部からの酸素を吸収することでガスバリア性をさらに高めた「<エバール>AP」などを紹介します。
バイオマス原料由来の未来型ガスバリア素材です。主に生鮮食品のMAP包装などに使用されており、豪州・欧米の大手スーパーチェーンなどで採用が進んでいます。
名称 | 新機能性材料展2019(「コンバーティングテクノロジー総合展」内) |
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開催日時 | 2019年1月30日(水)~2月1日(金) 10:00~17:00 |
会場 | 東京ビッグサイト 東2-3ホール&会議棟 |
ブース番号 | 2N-17(マテリアルゾーン) |
以上