Kuraray GC Advanced Materials Co., Ltd.(本社:タイ王国バンコク、社長:山本 博志、以下「Kuraray GC Advanced Materials社」)およびKuraray Advanced Chemicals (Thailand) Co., Ltd. (本社:タイ王国バンコク、社長:山本 博志、以下「Kuraray Advanced Chemicals社」)は2019年9月3日に、タイのラヨン県マプタプット、石油化学コンプレックス内のWHAイースタン工業団地で定礎式を実施しましたので、お知らせいたします。
Kuraray GC Advanced Materials社は、タイでのブタジエン誘導品の製造・販売を目的に、株式会社クラレ(本社:東京都千代田区、社長:伊藤 正明)、PTT Global Chemical Public Company Ltd.(以下「GC」)、住友商事株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員 CEO:兵頭 誠之、以下「住友商事」)3社の共同出資により設立された合弁会社です。Kuraray Advanced Chemicals社は、タイでのイソブチレン誘導品MPD(3-メチル-1,5-ペンタンジオール)製造・販売を目的に、当社が単独で設立した会社です。
定礎式は、当社伊藤社長をはじめとするクラレ関係者、GC関係者、住友商事関係者出席のもと、執り行われました。
式典では、「関係者の皆さまのおかげで、タイにおけるKuraray GC Advanced Materials社、Kuraray Advanced Chemicals 社の2つのプロジェクトの定礎式に参加できることを大変喜ばしく思う。これらのビジネスは、社会や人々の生活の向上に貢献するとともに、タイの東部経済回廊(EEC)の開発にも貢献すると考えている」(クラレ 伊藤社長)、「GCは30年以上前からEECの開発に投資をしている。先進企業として、付加価値を生み出すとともに、タイの競争力強化をサポートする」(GC スパッタナポンPresident & CEO)、「最先端の技術を提供し、世界トップの市場シェアを有するクラレ、アジア最大の石油化学および化学製品の生産者であるGC、これら2社とのパートナーシップでタイ社会経済の発展に寄与する」(住友商事 上野 専務執行役員 資源・化学品事業部門長)など、本プロジェクトに対する期待や思いが語られました。
Kuraray GC Advanced Materials社は、タイのラヨン県マプタプット、石油化学コンプレックス内のWHAイースタン工業団地に、高耐熱性ポリアミド樹脂PA9T〈ジェネスタ®〉、水素添加スチレン系熱可塑性エラストマー〈セプトン®〉の生産プラントを建設し、販売を行います。Kuraray Advanced Chemicals社は同工業団地に、イソブチレン誘導品MPD(3-メチル-1,5-ペンタンジオール)の生産プラントを建設し、販売を行います。
以上