株式会社クラレ(本社:東京都千代田区、社長:伊藤正明)は、国土交通省・経済産業省・農林水産省が提唱する「ホワイト物流」推進運動に賛同し、自主行動宣言を提出しました。
深刻化が続くトラック運転者不足に対応し、国民生活や産業活動に必要な物流を安定的に確保するとともに、経済の成長に寄与することを目的に、次の点に取り組む運動です。
1.トラック輸送の生産性の向上・物流の効率化
2.女性や60代以上の運転者も働きやすい、より「ホワイト」な労働環境の実現
当社は、「ホワイト物流」推進運動に賛同し、主に運送内容の見直しと安全の確保を中心に以下の自主行動を宣言します。
1.物流の改善提案と協力 | 物流会社からの改善提案に対し、真摯に協議に応じます。 |
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2.パレット等の活用 | 荷役時間の軽減を図ります。 |
3.保管場所の集約 | 複数個所での積込を無くし、拘束時間短縮と効率改善を図ります。 |
4.輸送効率改善 | トラックから船や鉄道へのモーダルシフトを一層拡大します。 |
5.混雑回避 | 2020年オリンピック・パラリンピック開催時の混雑を回避します。(鹿島港の利用拡大) |
6.物流システムの標準化 | WEBによる出荷情報を事前提供し、輸送手配を容易にします。 |
7.荷役作業時の安全対策 | 危険物の出荷・充填設備を改善し、手順を見直します。 |
・鉄道コンテナ輸送によるモーダルシフトを推進しています。特に長距離輸送(岡山・関東間、岡山・新潟間)は、食品メーカー他との提携輸送を実施しています。その実績を評価され、2018年5月に公益社団法人鉄道貨物協会から「鉄道貨物輸送功労者賞」を受賞しました。
・専属トレーラーを導入し、製品・原料・荷材回収を含めた事業所間のラウンド輸送を実現する事で、輸送能力の安定確保と大容量化を推進しています。
クラレは、取引先や物流事業者と連携のもと、企業の社会的責任の一環として物流環境の改善に取り組み、持続可能な物流の実現を目指します。
以上