株式会社クラレ(本社:東京都千代田区、社長:伊藤正明)は、10月16日からドイツのメッセ・デュッセルドルフで開催される世界最大規模のプラスチック・ゴム産業展である「K 2019」に出展します。
バイオ由来水素添加スチレン系エラストマー〈セプトン®〉BIO-シリーズ、EVOH樹脂・フィルム〈エバール®〉、バイオマス由来のガスバリア材〈PLANTIC™〉、人工皮革〈クラリーノ®〉、水溶性PVAフィルム、熱溶融成形が可能なPVA樹脂〈MOWIFLEX ™〉など、クラレの特長のある製品を紹介します。
バイオ由来の新規共役ジエンモノマーである「β-ファルネセン」を原料とした、水添スチレン-ファルネセン共重合体です。〈セプトン〉BIO-シリーズは、ウェットグリップ性に優れ、濡れても滑りにくいという特長を有します。
プラスチックの中で最高レベルのガスバリア性(気体遮断性)を持つEVOH(エチレンビニルアルコール)樹脂です。その優れたバリア性により、食品の保存期間延長と、食品ロスの低減に貢献します。本展示会では、リサイクルしやすいグレード品も紹介いたします。
〈PLANTIC〉は、バイオマス由来の生分解性ガスバリア素材です。優れたガスバリア性による食品の品質保持や賞味期限の延長、カーボンニュートラルによりCO2削減に貢献します。他のバイオマス、生分解性素材との組み合わせによる環境性能の高い包装材の設計も可能です。
天然皮革のような自然な外観・風合いを有する人工皮革です。環境にやさしい製法で製造された製品を紹介します。
生分解性を有する水溶性PVAフィルムです。水に速やかに溶解し、環境負荷が小さいという特性を活かして、衣料用洗剤や食器洗い機用洗剤、農薬など、粉体・液体の個包装用途で採用が拡大しています。
〈MOWIFLEX〉は生分解性と、水溶性を特長とするクラレのポリビニルアルコール(PVA)樹脂です。本製品を使用した3Dプリンター用フィラメントは、優れた印刷適正に加え、空気中では吸湿しにくく、かつ冷水には溶解する特長を有します。
名称 | K 2019 - 国際プラスチック・ゴム産業展 |
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開催日時 | 2019年10月16日(水)~23日(水) |
会場 | ドイツ、メッセ・デュッセルドルフ |
ブース番号 | Hall 7a / D06 |