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株式会社クラレ

成人の日の1月13日(月・祝)、東京・数寄屋橋交差点の一角にあるGinza Sony Park(銀座ソニーパーク)で、TOKYO FMホリデースペシャル「クラレ“ランドセルは海を越えて” presents 明日への旅立ち」の公開生放送が行われました。この番組は、6年間の役目を終えたランドセルをアフガニスタンの子どもたちにプレゼントする当社の国際社会貢献活動「ランドセルは海を越えて」のキックオフイベントです。2010年より放送され、今年で11回目となります。

雲ひとつない快晴の中、生放送は午前11時30分にスタート。キャンピングトレーラーを改造した「TOKYO FM|Ginza Sony Park Studio」から、パーソナリティーの中西哲生さんと小川麻希さんがランドセルの提供を呼び掛けると、会場内に設置された「ランドセル旅立ちボックス」は、見る見るうちに色とりどりのランドセルで埋まっていきました。また、6年間の思い出が詰まったランドセルと記念撮影をする親子や家族連れの方々も大勢いらっしゃいました。
放送の途中には、小川さんがスタジオを飛び出して、ランドセルを持ってきた方に直接インタビューする場面も。埼玉県からお越しの男性は、「祖母からプレゼントしてもらったランドセルを大切に使ってきました。アフガニスタンの子どもたちに、幸せな気持ちで学校に行ってもらいたいです」とコメント。毎年この番組を聴いているという神奈川県からお越しの女性は、「娘が使っていたランドセルを、アフガニスタンの女の子に使ってもらえたら嬉しいです」と語り、それぞれ大切にしてきたランドセルに込めた思いを話されていました。

また、番組内で、駐日アフガニスタン大使であるバシール・モハバット氏からのメッセージも放送しました。アフガニスタンでは、現在1,000万人近くの子どもたちが学校に通えており、そのうちの45%が女性とのことです。しかし、施設や交通状況の問題もある中で、テントの中で勉強をしている子や、片道2時間歩いて学校に通う子もいるそうです。大使からは、「アフガニスタンの将来を担う若者に対して、大きなチャンスをいただいている、と本当に感謝しています」「子どもたちだけでなく、大人たちにとっても、喜ばしい取り組みです」とのお言葉をいただきました。

スペシャルゲストとして元アーティスティックスイミング選手の青木愛さん、女優・タレントの秋元才加さんも登場。小学生時代のランドセルにまつわる思い出や今年チャレンジしたいことなどを披露してくださいました。また、当社社員も中西さん、小川さんとのトークに参加。本活動の由来や、寄付いただいたランドセルがアフガニスタンに届くまでの道のりについて話し、「子どもたちがモノを大切にする心を育むとともに、アフガニスタンに笑顔を届けたい」という当社の思いを直接伝えさせていただきました。
公開生放送が終了する午後2時前の時点で、集まったランドセルの数は200個に。このランドセルは、今後全国から届けられるものとあわせて、今年中にアフガニスタンの子どもたちに贈られる予定です。

【ご参考】 「ランドセルは海を越えて」とは

ランドセル用素材として7割以上のシェアを占める人工皮革<クラリーノ>を製造・販売しているクラレが中心となって、国内のみなさまからご送付いただいた役目を終えたランドセルをアフガニスタンの子どもたちにプレゼントする国際社会貢献活動です。2004年からスタートした本活動は今年で17年目を迎えました。これまでに12万個以上のランドセルがアフガニスタンの子どもたちに届けられています。
なお、応募の受付はインターネット経由に限定させていただいております。

※ランドセルの送料負担について
 ご自宅~国内集荷場所: ご提供者様
 国内集荷場所~アフガニスタン: クラレ

詳しい応募方法や、過去の活動など詳細については、以下のページをご覧下さい。
https://www.kuraray.co.jp/csr/randoseru/