株式会社クラレ(本社:東京都千代田区、社長:伊藤正明)は、2021年1月15日まで開催している「コンバーティングテクノロジー総合展2021」のオンライン展示に出展しています。クラレグループの素材および技術を紹介しており、WEBを通じて担当者との面談を行えます。
クラレブースURL:
https://unifiedsearch.jcdbizmatch.jp/nanotech2021/jp/convertech/details/sRIujsZryo4
・アクリル系ブロック共重合体〈クラリティ®〉
バイオプラスチックの一種であるポリ乳酸(PLA)に添加することで、汎用ポリエチレン以上の透明度を保持したまま柔軟化、高流動化が可能です。フィルム・シート化した場合はヒートシール性を維持しつつ優れた金属蒸着性・印刷性を示します。食品包装用途にもご使用いただけます。
・ウェットワイパー〈オキシガード®〉
高濃度のアルコールを含んでおり、除菌・拭き取りが同時に行えます。
・混抄紙コンポジット(開発品)
混抄紙を基材とする熱可塑性コンポジットです。弊社独自の熱可塑性繊維をマトリックス樹脂として使用しています。樹脂の軟化温度以上の熱が加わることで、厚み方向に異方的に膨張するスプリングバック特性を示すことから、連続・多孔質構造を利用した、耐火材・断熱材としての利用を想定しています。
・液状酸素吸収剤DPNG(開発品)
酸素を有機物単独で吸収し分解する新材料です。液状のため、様々な材料への混合が容易に行えます。
・新規架橋剤・UV硬化促進剤 IPEMA(開発品)
異なる重合性基を複数有する新しい架橋剤です。架橋剤としてだけでなく、UV硬化をはじめとするラジカル重合の酸素による阻害を低減するという特徴も有します。過度に架橋することを防ぐことで新たな物性の発現に寄与するとともに、酸素存在下でのラジカル重合の生産性向上にも役立つ多機能架橋剤です。
・新規耐熱性ポリアミド樹脂(開発品)
クラレが新規に開発した耐熱性ポリアミド樹脂です。電気・電子用途や自動車用途に使用されているPA9Tと比較してガラス転移温度をさらに向上させており、高温特性に優れます。力学特性ではPEEKに匹敵する性能も示しており、PEEK代替によるコスト低減に貢献します。
名称 | コンバーティングテクノロジー総合展2021 ONLINE |
---|---|
開催日時 | オンライン 2020年10月26日(月)~2021年1月15日(金) 開催中 ※2020年12月9日(水)~11日(金)の東京ビッグサイトにおける展示には出展いたしません。 |
入場料 | 無料(登録制) |
公式サイト | https://www.convertechexpo.com/index.html ※クラレは、オンライン(「新機能性材料展」内のマテリアルゾーン内)のみの出展です。 |