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クラレトレーディング株式会社
（クラレグループ）

クラレトレーディング株式会社（本社：大阪市北区、社長：山田武司）は、防滑性を有する極細ナイロン繊維〈フィブレスタ〉を開発しました。ナイロン特有の柔らかな風合いと高いグリップ性を併せ持ち、衣類やスポーツ用品等に用いることで身体へのフィット感を高めます。また、熱水処理だけでマイクロファイバー化できるため、一般的なアルカリ処理工程と比較して、CO2排出量を約4割削減※できます。
クラレグループが5月18日から開催する「スポーツ＆アウトドア　オンライン展示会2022」（https://bit.ly/3DJRRbu）で紹介し、2023年初旬の販売開始に向けて、衣料・スポーツ・インテリア分野等への提案を加速します。

従来、グリップ性を有する極細繊維はポリエステルが主流でした。今回、特殊ナイロン樹脂とクラレ独自の水溶性樹脂を用いて、海島型複合繊維を作る製造技術と組み合わせることにより、衣料やスポーツ用品などで求められる快適性向上に応えるユニークな特長を有する極細ナイロン繊維を開発しました。

・特殊ナイロン樹脂とクラレ独自の水溶性樹脂で構成する海島構造の複合繊維を形成。熱水処理により極細繊維（マイクロファイバー）の束になり、
生地にすると高いグリップ性を発揮します。
・身体の動きによる衣類のずれを防ぐほか、柔らかな風合い、快適な着心地を実現しました。
・一般的な極細繊維のマイクロファイバー化工程に必要な高濃度アルカリ処理が不要なため、環境負荷低減につながります。また熱水のみでマイクロファイバー化できるため、同工程中のCO2排出量を約4割削減※します。
※公的データによる社内算出

・インナーウェアなど肌に直接触れる衣類（下着、ストッキング、靴下など）
・スポーツ用品（ウェア、用具など）
・インテリア製品（カーペット、寝具、カバー類など）

クラレトレーディング株式会社　会社概要

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