株式会社クラレ(本社:東京都千代田区、社長:川原 仁)は3月22日(土)、神之池(ごうのいけ)緑地(茨城県神栖市溝口4991番5)にて行われた植樹式「桜の植樹会」に参加しました。
当社は鹿島事業所(茨城県神栖市東和田、事業所長:執行役員 川原 孝春)が所在する、神栖市の企業版ふるさと納税を活用し「神之池桜守隊」の活動を支援しており、これは本年1月にお披露目したコウノトリ用人工巣塔の設置に続く取り組みとなります。
右から、
株式会社クラレ鹿島事業所総務部部長 今井 知也
神之池桜守隊 隊員2名
茨城県神栖市 石田 進市長
◆概要
当社は、企業版ふるさと納税制度を活用し、神栖市へ2024年8月に170万円の寄付を行いました。寄付金は、コウノトリ用人工巣塔設置に続き、神栖市内外の有志で組織された神之池桜守隊を中心に行う、桜の樹を主とした緑地空間整備の活動資金に活用されます。植樹式「桜植樹会」では、神之池桜守隊の2024年度の活動の締めくくりとして、桜の樹3種類、計5本(ソメイヨシノ3本、センダイヤ1本、ジンダイアケボノ1本)の試験植樹を行いました。
◆神之池緑地の課題と桜守隊の活動
神之池緑地には、約1,900本の桜の樹がありますが、樹齢が高い樹木の比率が増加しています。公共施設が立地するほか、さまざまなイベントの舞台としても活用され、多くの人が集う憩いの場として、樹木の維持管理が大きな課題のため、神栖市の「まちの魅力を高め、市内外の人々の交流を促進し、移住・定住につなげる事業」の1つとして「桜を主とした神之池緑地樹木再配置計画」の実施が決定しました。
市民参加・協働でこれらの課題に対応することを目的に、2024年5月に神之池桜守隊が発足、樹木等に係る知識や技術を獲得し、2025年度より神之池緑地の桜等樹木の維持管理や緑地空間の整備活動を本格的に行う予定です。
当社は今後とも、桜守隊の活動を応援してまいります。