CSR調達
クラレCSR調達活動の歩み
・取引先へのグリーン調達の推進(2002年~)
2002年は、地球環境保全を推進するための「グリーン調達基準」を策定しました。主要取引先約800社に「グリーン調達基準」の冊子を配布するとともに、各社の取り組み状況の評価を実施しました。
・CSR調達への展開(2005年~)
2005年には、国際的な普遍的原則である「国連グローバル・コンパクト」の10原則に基づき、「クラレCSR調達方針」を策定しました。これは、従来取り組んできた「グリーン調達の推進」に「人権・人格の重視」、「コンプライアンスの向上」を加えた、より包括的な内容です。取引先にこの方針の理解をお願いするとともに、アンケート調査により主要取引先約700社のCSR調達の取り組み状況を把握し、課題がある取引先に対してはフィードバックと改善のお願いを実施してきました。
・CSR調達の継続(2016年~)
新規取引先には取引開始時に、CSR調達の取り組み状況を確認する作業を行っています。2018年には、53社にアンケート調査を実施しました。
クラレCSR調達方針
人権の重視
- 人権・人格の重視
- ILOの中核的労働基準の遵守
団結権・団交権の保障
強制労働の禁止
児童労働の禁止
コンプライアンスの遵守
- コンプライアンス方針
- コンプライアンス遵守システム
- コンプライアンス教育プログラム
グリーン調達の推進
- 環境方針、環境報告書の作成
- グリーン調達の実行計画、実行組織
- ISO14001の認証取得
- グリーン調達の教育、啓蒙の実施
クラレのグリーン商品購入活動
2002年よりクラレでは事業活動に必要な9品種107品目(文具、OA機器、自動車等)について、「グリーン購入ガイドライン」を定め、環境負荷の低い「グリーン商品」を優先的に購入する活動を継続しています。