社会貢献活動
クラレグループでは、社会貢献活動方針に基づき継続的に社会貢献活動を実施しています。中期経営計画「PASSION 2026」期間中も、次のようなグローバルな活動を続けてまいります。
クラレグループでは、次世代を担う子供たちに化学実験を通して化学の楽しさを体感してもらう事を目的とし、1992年から国内の小学生を対象に「少年少女化学教室」を開催していす。類似の活動は米国のKuraray America Inc.や欧州のKuraray Europe GmbHにも拡大しています。2020年度以降は、新型コロナウィルスの感染拡大に伴い自粛を余儀なくされていますが、ウィズコロナ環境下で開催可能な方法等を検討し本活動の再開を目指します。
ランドセルの素材、人工皮革「クラリーノ」を生産するクラレは、日本の小学生が6年間使い終えたランドセルに文房具や手紙を添えて、紛争と混乱が続くアフガニスタンの子供たちに贈る国際貢献活動「ランドセルは海を越えて」を実施しています。2004年のスタートから18年目を迎えた2021年度までに海を越えたランドセルの合計は14万個を超えました。
この活動は、アフガニスタンの子供たちが学ぶ喜びを知るきっかけになると同時に、日本の子供たちにリユースやボランティア活動の意義を伝えられる大切な活動です。アフガニスタンの政情は不安定ですが、中期経営計画「PASSION 2026」の期間中もこの活動を続けます。