環境負荷低減 / GHG排出削減(Scope1&2)
クラレグループは、2050年カーボンネットゼロの達成を目標に、Scope1とScope2の排出量削減ロードマップを策定しました。
ロードマップに示す具体的な削減策により、中期経営計画期間中の2026年までのScope1とScope2排出量は2019年比増やさず、2030年までに2019年対比で30%削減、2050年までにカーボンネットゼロの実現を目指しています。そのために、2030年までに800億円のGHG削減投資を計画しています。
2022年度はICP(インターナルカーボンプライシング)制度を活用した省エネルギー投資の促進、海外グループ会社での分離型エネルギー属性証明書(再エネ証書)の購入およびベルギーの活性炭製造拠点での太陽光発電設備の導入を始めとする電力のグリーン化などを進めました。また、米国で石炭系活性炭の製造時に副生物として発生するCO2の回収、有効利用、貯留に対し組織横断型のプロジェクトチームを編成し、コーポレートプロジェクトとして開発を推進しています。