サステナビリティ・マネジメント

CSR活動目標と成果

2019年度クラレグループのCSR活動目標とマテリアリティ(旧バージョン)

  活動項目 目標 マテリアルな項目 バウンダリー ※ 成果
経営 中期経営計画
「PROUD 2020」(2018〜2020)
  • 競争優位の追求
  • 新たな事業領域の拡大
  • グループ総合力強化
  • 環境への貢献
  • 経済パフォーマンス
  • 製品およびサービス
2018年度よりスタートした中期経営計画「PROUD 2020」の内容については中期経営計画『PROUD 2020』をご参照下さい。2019年度に実施した各事業の具体的施策は、「クラレレポート2020」に記載しています。
安全
  • 保安防災
  • 個人の不用意・無意識行動に起因する労働災害の防止
  • 能動的な安全活動への転換
  • 現場の「違和感」の発見による職場(設備、作業)改善の推進
  • 確認の徹底による事故・トラブルの防止
  • 保安防災上の潜在リスクの発掘と顕在リスクの極少化対策の実施
  • グローバル管理体制の確実な運用
  • 保安防災
  • 労働安全
  • 物流安全
現場での「気づき」を共有する取り組みや「違和感」を発見しやすい職場環境作りなど能動的に活動を進めました。しかし、依然として不用意・無意識な行動に起因する「行動型災害」が発生しており、今後も継続的な取組みが必要です。
また、海外プラントで爆発を伴う火災事故が昨年に引き続き発生したことを受け、緊急の安全監査を開始しました。
  • 労働安全
  • 化学品・製品安全
-
  • 化学品・製品安全
  • 顧客の安全衛生
  • 製品およびサービスのラベリング
PLリスクが高い用途についてのPL審議委員会を1件開催しました。また、PL関連事故はありませんでした。
環境 地球温暖化防止
国内:温室効果ガス(GHG)排出量
【GHG排出原単位指数】
対前年比1%以上の向上
海外:エネルギー使用量
【エネルギー原単位指数】
対前年比1%以上の向上
  • エネルギー
  • 製品およびサービス
国内では約21千トンのCO2排出量削減対策を実施しました。その結果、国内GHG排出量は低減しましたが、GHG排出原単位指数は中期計画の目標値には未達でした。また、海外のエネルギー原単位指数は低下しました。
水資源の有効利用
海外:水(海水除く)使用量
【水(海水除く)原単位指数】
対前年比1%以上の向上
地域における水源 海外での水使用量は、前年度とほぼ同じでしたが、水原単位指数は低下しました。国内では具体的な目標は設けていませんが、有効利用に努めました。
化学物質の排出管理
国内:日化協PRTR物質排出量
2016年度実績値(957トン)未満に管理
大気への排出 国内におけるPRTR物質(法対象物質及び日化協自主管理物質)の排出量は前年実績から減少しましたが、中期計画の2019年度目標値には未達でした。海外では各生産拠点においてそれぞれの化学物質排出規制を遵守しました。
廃棄物の有効利用
国内:廃棄物発生量
【廃棄物の発生量削減対策量】
2016年度発生量の1%相当分(900トン)以上
【埋立処分量】
2016年度実績値(251トン)未満に管理
  • 排水および廃棄物
  • 原材料
国内では廃棄物の発生量削減対策量の中期計画目標値を達成しましたが、埋立処分量は目標値に未達でした。2011年以降継続している「廃棄物の有効利用率95%以上、最終埋立処分率0.5%以下」を維持しました。海外では各国の法的要求事項を遵守しました。
環境会計 - 環境全般 環境保全に関する投資額は1,674百万円(前年1,153百万円)、費用額は2,978百万円(同;2,402百万円)でした。
ウェブ参照
職場 働きがいを実感できる人事施策 社員に対する成長機会の提供 研修および教育 世界を舞台に活躍できる人材育成の一環として、部長クラス、課長クラスを対象とする集合研修や担当者レベルのトレーニなどを実施し、国内外で約30名が参加しました。
ダイバーシティー・ワーク・ライフ・バランス
  • ダイバーシティ推進
  • 働き方改革
多様性と機会均等雇用 多様な人材が活躍できるよう風土醸成・意識改革を目的とした管理職向け研修の実施や、ノー残業ウィーク、フレックス制度・在宅勤務など柔軟な働き方の導入を開始しました。
心身の健康管理 メンタル対策、生活習慣病対策の継続・強化 労働安全衛生 管理・監督者(本社:管理職、事業所:統括職以上)のラインケア研修受講率100%を達成しました。
ハラスメント対策の強化 管理・監督者を対象とした研修を開始しました。
社会 文化、学術、環境、福祉分野での貢献
下記活動の実行:
  • 「ランドセルは海を越えて」
  • 「少年少女化学教室」
  • 知的障がい者の作業施設運営
  • 「クラレふれあい募金活動」
  • 地域とのつながりに重きをおいた活動
地域コミュニティ クラレグループ社会貢献活動方針に則り、文化・学術・環境・福祉分野を中心に活動しました。
  • ※影響が発生する範囲 ◎ 組織内外 〇 組織内