西条事業所
動力部
2018年入社
電機情報工学科修了
就職活動のときは、地元に残ることを第一条件に就職先を探していました。ひとりっ子で、将来的には親の面倒をみることになるだろうし、地元の大祭・新居浜太鼓祭りに参加し続けたかったのが、その理由です。クラレの西条事業所は実家から通える場所にあり、また、動力部の求人内容が自分の条件にマッチしていたので、志望しました。
動力部の仕事は、プラントの運転に必要な蒸気や電気、水などのユーティリティ設備の管理です。「安全はすべての礎」という言葉のもと、安全にはとくに気を使っています。事故を起こさないように、KYT(危険予知訓練)やリスクアセスメント(設備機器の危険性・有害性等の調査)などを実施。ヒューマンエラーを防ぐために指差し呼称も徹底し、高い安全意識をもって業務に取り組んでいます。「何かを成し遂げた!」と達成感を感じる瞬間は、もしかしたら少ないかもしれません。私たちは「常に何も起こらないこと」を目指しています。
入社1年目の私は、その日の作業を覚えるのに必死でした。先輩に指示されたことを行うのに精一杯で、周りが見えず、現場で慌ててしまうことがよくありました。仕事の事前準備の大切さを表す格言として、「段取り八分、仕事二分」があります。事前にきちんとした段取りさえしておけば、仕事の8割は完了したも同じ、という意味です。また、あらかじめ具体的な手順を決めておくことによって、仕事の質とスピードが格段に上がります。私も前日に作業内容を確認するようになってからは、慌てることが一切なくなりました。
各社員の所属・内容は取材当時のものです。