クラレグループのCSRマネジメント

CSRに対する基本的な考え方

クラレグループは、優れた製品・サービスの提供を通じて経済的・社会的な価値を創造し、サステナブルな社会の実現に寄与していくことを目指しています。

独創的な技術を生かしたクラレグループの事業は、省資源、省エネルギー、環境保全、生活の質向上など多くの社会的課題につながっており、それらの解決が私たちに課せられた最も基本的な責任であると考えています。私たちは「コンプライアンス」「安全」「リスク管理」を土台とし、ものづくりにおける「品質マネジメント」により価値創造を下支えすることで、企業としての社会的責任を果たしていきます。

クラレグループの企業活動は、お客様・消費者、株主・投資家の皆様、調達先・協業先、社員、そして地域社会や行政など、多くのステークホルダーとの関わりによって成り立っています。各ステークホルダーとの対話と協働をより深め、持続的成長を実現するための「非財務資本」の高度化にも努めてまいります。

CSR推進体制

クラレは2003年に社会環境委員会と企業倫理委員会を統合して「CSR委員会」を設置し、グループとしてのCSR推進体制を強化しました。2017年現在では、「CSR委員会」と「リスク・コンプライアンス委員会」の2つの委員会に機能を分割し、両委員会を軸にグループ全体のCSR推進活動を進めています。

「CSR委員会」は、傘下に6つのワーキングチーム(環境保全、温暖化対策、品質管理・製品安全、フィランソロピー、労働環境、情報管理)を設け、全社的方針や目標を検討して経営に提案するとともに、選択されたテーマについてグループの各組織と連携し取り組んでいます。

「リスク・コンプライアンス委員会」は、取締役会に直接報告を行う委員会で重要リスクへの重点対策と法令遵守・企業倫理の徹底・公正な企業活動を実践すべく活動を行っています。