2017年度は国内グループ全体で1,066トンのPRTR物質※の排出がありました(大気982トン、水域84トン)。国内グループの環境効率は2010年度対比で20.1%向上しています。これは有機溶剤系から水系に生産工程を変更するなど、生産量が増加しても排出量が増加しないように対策を進めたこと等によります。
なお海外関係会社については、M&Aによる事業編入、および、新設した製造拠点の稼働率上昇等により増加傾向にあるものの、各国の厳しい化学物質排出管理規制に従い排出量管理に取り組んでおり、2017年度排出量は741トンとなりました。
※PRTR法対象物質および日化協指定物質